2019年新年会 [活動報告]
新年会を今年も開催いたしました。
新年会に先立ち総会を開催し、昨年の収支報告及び今年の予算案及び活動計画が承認されました。
定例会の出品酒も8本から9本にする案も可決いたしました。
今年の新年会は最初からお酒をオープン状態で利き、鑑定票は用いずに気に入ったお酒に各自の2票を投じる方法にて味わいました。
お酒の紹介と投票結果です。28名参加(1名棄権)54点満点です。
1位 鳳凰美田純米吟醸金ラベル無濾過生原酒 2800円 12票
山田錦、五百万石 30.12 日本酒度±0 酸度1.6
小林酒造㈱ 栃木県小山氏大字卒島742-1
2位 栄光富士純米大吟醸無濾過生原酒GMF26 5000円 9票
出羽燦々 29.12 日本酒度? 酸度?
冨士酒造㈱ 山形県鶴岡市大山三丁目32-48
3位 写楽 純米吟醸 おりがらみ 無濾過純米酒生詰 3410円 8票
山田錦 29BY 30.12 日本酒度? 酸度?
宮泉銘醸㈱ 福島県会津若松市東栄町8-7
4位 名倉山純米吟醸無垢の酒 3000円 7票
夢の香 29.9 日本酒度±0 酸度1.2
名倉山酒造㈱ 福島県会津若松市千石町2番46号
5位 土佐しらぎく 純米吟醸 あらばしり 生 3150円 4票
八反錦 29BY 30.12 日本酒度+2 酸度1.8
(有)仙頭酒造場 高知県安芸郡芸西村和食甲1551
5位 而今 特別純米おりがらみ生 2900円 4票
山田錦/五百万石 30.12 日本酒度 +1 酸度 1.7
木屋正酒造(合) 三重県名張市本町314-1
5位 豊香特別純米生辛口 2500円 4票
ひとごこち 30.12 日本酒度? 酸度?
㈱豊島屋 長野県岡谷市本町三丁目9番1号
8位 信濃鶴純米無濾過生原酒 2259円 3票
美山錦 30.12 日本酒度+6 酸度1.2
酒造株式会社長生社 長野県駒ケ根市赤須東10-31
9位 山間 特別純米酒 無濾過生原酒 やんま3号 3056円 2票
五百万石 29BY 30.11 日本酒度? 酸度?
新潟第一酒造㈱ 新潟県上越市浦川原区横川660番地
10位 篠峯 Vert 亀ノ尾 純米吟醸 無濾過生原酒 3412円 1票
- 田圃ラベルシリーズ-『翠』
奈良県産亀ノ尾 29BY 30.10 日本酒度+7 酸度1.8
千代酒造㈱ 奈良県御所市大字櫛羅621
昨年年間最優秀酒に輝いた鳳凰美田がロット違いながら1番人気でした。さすがです。
当会定番の信濃鶴ですが、今回しぼりたてが一升瓶にて発売されたものでした。まだ若い味で皆の人気は集められませんでした。
番外編として、元会員で現在ビジターの「モツ煮」さんの床下収納から昨年末に発見されたお酒が2本と、会員さんが昨秋参加したイベントで購入してきたお酒が持ち込まれました。
「白山」は3年古酒のびん詰めが2002年12月、「浦霞」は2004年11月とかなり古いお酒です。常温で長期間保管されたお酒を自分だけで飲む勇気がないとの事で新年会に持参されました。
「浦霞」はよほどいい造りをしていたためか全く老ねておらず、開栓直後から吟醸香が漂い、味も全く悪くなく、普通に美味しいお酒でした。
後日燗酒で飲んだところ、甘味や旨味が広がっておいしかったです。
最後に皆で記念撮影
鑑定方法(再掲) [楽酒之会について]
このブログの最初に掲載いたしましたが、10年程経過いたしましたので再掲載いたします。
一升で税別3000円以内の純米酒が当会の出品基準です。3000円以内ならば純米吟醸や純米大吟醸でも構いません。
用意した9本程度のお酒をブラインド状態にして、各自利き酒します。
出品酒の一覧は会場に掲示してあります。
その結果各自が一番おいしいと思ったお酒に3点、2番目においしいと思ったお酒に2点、3番目においしいと思ったお酒に1点をつけます。
最後に得点を集計してその月の1位のお酒を決定いたします。
1位を取ったお酒は翌月も出品され、他の8本と競います。
2月から7月及び9月から11月の計10回の定例会にて評価を重ねていきます。(1月は新年会・8月は有志による番外編)
毎年12月はその年のうちで1位評価を取ったお酒を集めて年間1位を決定いたします。
2019年1月の総会にて出品酒を8本から9本にすることが承認されました。
酒の温度は、自宅で冷蔵庫から出して飲むことを想定した温度にて評価しています。
もちろんお酒によっては燗上がりするお酒もあり、そのタイプのお酒は当会では不利になります。
会で用意するつまみは豆腐のみ。(会員の豆腐屋で購入)会場の電子レンジで個人的に燗酒を楽しんでいる方もいらっしゃいますが、これはあくまでも参考評価です。
定例会開始から80分間は豆腐以外のつまみは摂取禁止。この時間以降で評価を提出後は各自持参したつまみを食べても可としています。
定例会開始110分でデキャンタに注ぐ前の1升瓶を並べ、瓶から直接お酒を利くのも可としています。これは米の違いを感じるために会員の意見の下で始めました。
定例会開始140分で集計を開始します。結果発表後、お酒の残りをそのお酒に1位を投じた方でじゃんけんをして持ち帰っていただきます。